USB接続のWriter509の製作

2014.12.16 JH7UBC


これまで愛用していたWriter509は、私が今勉強しているPICの読み書きはスムーズに行うことができます。
ただ、Writer509を使うときには、USBシリアル変換ケーブルと外部電源(19V ACアダプタ)を接続しなければならず、ちょっと面倒くさいです。
そこで、USBケーブルを接続するだけで使用できるWriter509を製作しました。

回路図です。

USBシリアル変換には、RXDとTXDしか使いませんので、秋月電子のFT234Xという超小型モジュールを使用しています。
SUBの5VからVpp用の12Vを作るのは、秋月電子のMAX662Aモジュールです。
Vdd用の5Vのスイッチング回路は、Writer509オリジナル回路と同じです。なお、Cは、0.04μFとしました。
Vpp用の12Vのスイッチング回路は、オリジナル回路では、ツェナーダイオードを使っているのですが、
2SA1015のベースに2SC1815を接続した回路にしました。(いしいさとし さん TNX)
なお、PIC12F509に書き込むファームウェアは、Writer509Iで、オレンジ電子さんのWebページにあります。

基板に組んだWriter509_USBです。

手持ちの関係で、ゼロプレッシャーソケットは、20pinを使いました。
初めてWriter509を作る方にとっての問題は、PIC12F509にどのようにして、ファームウェアを書き込むかです。
解決方法は2つあります。一つは、誰かに書き込んでもらう。
二つ目は、当ホームページのWriter509の製作のページにある簡易ライタを製作する方法です。
Wrier509は、最新のPICには対応していませんが、ちょっと前までのPICのライタ(プログラマ)としては、
良くできたライタだと思います。

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