KENWOOD ダイナミックマイク MC-60 をICOMのリグに接続する

2012.2.9 de JH7UBC


ICOMのリグは、エレクトレットコンデンサーマイク用に作られています。
マイク入力には、+8V程度の電圧がかかっていますので、ダイナミックマイクを接続するには、
電解コンデンサ(10μF程度)で直流分をカットして接続する必要があります。
また、ピン配列やアップダウンの方式が違うため、下の図のような変換器を介して接続します。

KENWOOD CARDIOID DYNAMIC MICROPHONE MC-60

実際にダイナミックマイクを直接つないでみると、感度が足りません。
そこで、トランジスタ1石のマイクアンプを作って、マイクの信号を若干増幅して接続してみました。
結果は良好でした。ただ、FMモードで、マイクコンプレッサをONにすると
サーっというノイズがやや目立ちます。FMモードでは、コンプレッサOFFで使う方が良いようです。
近いうちに2SC1815Yをローノイズ用に交換してみたいと思います。

回路は、キャリブレーションで販売しているマイクアンプキットの回路を使わせていただきました。

実際に製作した回路

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