CTESTWINインターフェースの製作

2011.10.05 by JH7UBC


 今、最もよく使われているコンテスト用ロギングソフトCTESTWINを使用するため、パソコンとリグを繋ぐインターフェースを製作してみました。
 参考にした文献は、このソフトの作者JH1AQY堀内氏がCQ誌2011年4月号の別冊付録「まるごと楽しむコンテスト」のP16〜P33に書かれた記事です。
 トランジスタ式とフォトカプラ式の両方を製作してみました。

1 トランジスタを使用した回路

実際に製作した回路

基板は、秋月電子のRS−232Cユニバーサル基板をカットして使いました。

製作費は、約400円でした。

2 フォトカプラを使用した回路

パソコンとリグを電気的に分離した回路です。

原回路では、TLP521−1を2個使っていますが、手持ちのTL521−2を使いました。

LEDは、KEYに青色、PTTに赤色を使いました。

製作費は、約600円でした。

RS-232Cシリアルポートを持つパソコンであれば、RS-232Cケーブルで接続すれば、即使用できます。
なお、、KEYからの出力をリグのKEY(縦ぶれ電鍵用)に接続します。
下の写真は、TS-570のKEY入力です。ミニピン−ミニピンケーブルでインターフェースに接続します。

RS-232Cポートには、普通COM1が割り当てられていますので、CTESTWINのCWパラメータの設定で、CWポートはCOM1を指定します。

3 USBしかないパソコンへの接続

USB−RS-232C変換ケーブルを使用します。(秋月電子で950円で購入できます。ドライバCD付き)
この場合のCOMポート番号は、コントロールパネル→システム→ハードウェア→ディバイスマネージャーで確認します。

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