Si4735 HF SSB CW Reciever の試作

2021.04.17 JH7UBC


JA2GQP's Blogに掲載されているSi4735 Radioを元にハムバンドHF専用、SSB/CW専用受信機を試作しました。
受信周波数は、1.9MHz帯〜28MHz帯で、周波数STEPは、1KHz,5KHz,10KHzです。
ダイヤルでおおまかに周波数を合わせ、BFOスイッチをONにして、BFO(50Hz STEP)周波数を調整して、聞きやすい音質にします。

ケースは仮の物です。大きさは10×10×5cmです。
内部の様子です。左側の基板に電源部とAFアンプを組みました。
右側の基板にArduino Pro MiniとSi4735を組みました。
Arduino Pro Mini のプログラミングは、ピンヘッダにFT-232RLを接続して行います。

 正面パネルです。スイッチ付きのロータリーエンコーダを使っています。
表示は、OLEDを使っています。視認性は良いのですが、ちょっと文字が小さいです。
音量コントロール用のボタンスイッチVOL+/VOL-はつけず、10kΩのボリュームをSi4735とAFアンプの間に入れて音量を調節しています。

回路図です。JA2GQP局の回路とほぼ同じですが、LDOのみTA48M033F(3.3V 0.5A)に変更しました。

スケッチです。PL2CLRのスケッチとその改良版JA2GQPのスケッチを合わせて、HF専用、SSB/CW専用に変更しました。
試作段階ですので、バグがあるかもしれませんが、公開します。スケッチはこちら
なお、SI4735.h SSD1306AsciiAvrI2c.h patch_init.hは、JA2GQP Download またはGitHubからダウンロードできます。

 周波数表示は、lcdnums14x24というフォントを使っていますが、数字と「:」と「.」のフォントしかありません。
スペースのフォントがないので、「:」のフォントデータをすべて0x00に変更しておき、
「:」を表示すると実際にはスペースが表示されるようにして対応しています。

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