無線機用スピーカーの製作
2018.6.13 JH7UBC
秋月電子のスピーカーを使って、無線機用のスピーカーを作ってみました。
直径8cm、8Ω10Wのスピーカーで、2個500円で販売されていました。(2018.6.12現在秋月電子のHPでは確認できません。)
値段の割には、しっかとしたスピーカーユニットです。
できるだけローコストで仕上げるため、スピーカーボックスの材料は、ダイソーから調達しました。
バッフルと裏蓋用のMDF材(100×100×6mm 6枚組 100円)値段はすべて税抜き
側板用の板材(400×120×9mm )3枚 300円
バッフルと裏蓋を固定するさんに使用する角材(9×9×900mm)100円
つや消し黒の水性塗料 100円
この他にグラスウール、ケーブル、ミニピン、釘、木ねじなどが必要ですが、手持ちのものを利用しました。
まず、MDF材を糸鋸でスピーカーの口径と同じ直径の穴をあけます。このスピーカーユニットでは、77mmにしました。
スピーカユニット取り付け用の穴もあけておきます。
側板を板材から切り出します。内部に取り付けるさんは、角材から切り出します。
100×120×9mm 4枚
118×120×9mm 4枚
9×9×82mm 8本
9×9×100mm 8本
側板を釘と木工用接着剤で組み立てます。
水性塗料で塗装します。
バッフル板にスピーカーユニットを取り付け(ケーブルは取り付けておきます)、側板に接着します。
ボックスの中での音の反射を防ぐため、グラスウールを入れます。
裏蓋を木ねじで固定して、コードにミニピンを取り付けます。
ゴム足を取り付けます。(接着します)
完成です。
自作のLM380非革命アンプで視聴してみました。
低域はあまり出ないものの中・高音は、しっかりとして素直な良い音がします。
卓上オーディオ用のスピーカーとしても十分使えます。
メインリグのIC-756PROに接続してみました。音圧レベルは今まで使っていたスピーカーに比べ若干低いような気がしますが、
SSB、CWともしっかりとした音質です。