LM380非革命アンプの製作

2017.6.30 JH7UBC


LM380は、ずいぶん前に発売されたオーディオアンプ用ICで、既に製造中止になったようです。(まだ手に入ります。)

このICを使った高性能アンプとしてLM380革命アンプという回路が公開されました。

LM380アンプにNFB(負帰還))をかけて、低歪率、低雑音化したアンプです。
このアンプは、反転増幅なのに対して、非反転増幅にしたアンプが非革命アンプです。

Web上では、評価がたいへん良いので、今回この非革命アンプを製作することにしました。

LM380は、放熱器をつけることも考えましたが、熱を直接ケースに逃がし、ケースを放熱器として使うことにしました。

LM380を4.5cm×10cmの銅板に直接はんだ付けしました。(この写真では、7番ピンがまだはんだ付けしていません)

配線は、ランド法で行いました。(空中配線です)

ケースは自作で、カバーは、アクリル板を使い、スケルトンに仕上げました。

パソコン用の電源(19V)を接続して試聴を行いました。
電源投入時のポップ音は、予想より小さく、ノイズはほとんど聞こえません。
歪の少ない素直な音がします。
出力は、最大で2.5W程度ですが、音量も普通にCDを聞くには十分でした。
普通の音量では、発熱も気になるほどではありませんでした。

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