ESP32 Arduino IDEのセットアップとLED点滅
JH7UBC 2019.12.21


私のPCのOSはWindows10で、Arduino IDEのバージョンは、最新版の1.8.10です。(2019.12.21現在)
このArduino IDEでESP32が使えるようにする手順を簡単に書いておきます。

 1  Arduino IDEを立ち上げて、メニューから「ファイル」→「環境設定」を開き、「追加のボードマネージャのURL」に
https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json
と入力し「OK」をクリックします。
 2  「ツール」→「ボード」→「ボードマネージャ」を開きます。
「esp」と入力し、「esp by Espressif Systems」をインストールします。最新版をインストールします。
 3  「ツール」→「ボード」で、「ESP32 Dev Module」を選択します。
これで、ESP32でArduino IDEを利用する準備ができました。
 4  パソコンとESP32ボードをUSBケーブルで接続します。必要があれば、USBシリアル変換ドライバをインストールします。
私の場合は、COM4にSilicon Labs CP201x USB to UART Bridgeとして自動的に認識されました。
    

 Arduino IEDの準備ができましたので、Lチカのスケッチをコンパイル転送してみます。
 スケッチです。GPIO25にLEDを接続して、0.5秒ごとに点灯、消灯させます。いわゆるLチカです

コンパイル完了、私の非力なノートパソコンでは、けっこう時間がかかりました。
続いて、プログラムの転送が始まりましたが、
A fatal error occurred: Failed to connect to ESP32: Timed out waiting for packet header
というエラーが出て、ESP32に書き込むことができません

ネットを調べると、こちらのサイト手動で書き込む方法が紹介されています。
試してみると、書き込みができましたが、いちいち書き込み時に「ENボタン」と「Bootボタン」を操作するのは、煩わしいです。
自動的に書き込みが出来る方法を調べると、ENとGNDの間に0.22uF~2.2uFのコンデンサを追加する方法がありました。
(ESP32について詳しく説明しているサイトは、こちら
ブレッドボードにESP32ボードを刺し(微妙にピッチが違い、すぅーとは刺さりません。力ずくで押し込みました。)
テストすると1uFでは、NG。2uFでOKでした。

回路図です。

ブレッドボードです。

無事、Lチカ成功です。ESP32勉強の第一歩です。

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